プロジェクト
PROJECT
プロジェクト詳細
『フードロス解決』プロジェクト
プロジェクトの背景
世界的に人口増加や気候変動に伴う食料不足危機が叫ばれる中、日本国内では事業者廃棄分だけでも年間約300万tのフードロスが発生しており、その社会課題が認識されています。現在、フードロスを解決する多くの取組がうまれつつありますが、我々のプロジェクトは様々な事情により事業者より廃棄される食品をアップサイクルし、捨てられるものに価値を付加して新しく別のものに生まれ変わらせることを目的としています。米調査会社Future Market Insights によると食品廃棄物を使用した製品の市場規模は2019年時点で467億ドル(5兆1000億円)であり、今後はアップサイクルフード需要の高まりにより2029年まで年率5%で成長するとされています。
プロジェクトの意義
食品のアップサイクルについては画一的な技術が存在せず、原料となる食品素材によりその活用方法は異なります。特に、近年は先進的な技術を備えたスタートアップや技術を備えた企業が提供するアップサイクルの解決策がうまれていますが、まだ世の中に知られておらず広がりを見せていません。我々はアップサイクルの市場への啓蒙を行いながら、食品関連企業とともにアップサイクルの取組を促進するよう支援を行ってまいります。
プロジェクトで実現したい事
食品関連企業の皆様の現状や課題をお伺いしたうえで、最適なアップサイクルの取り組みをご紹介し、導入までをご支援致します。プロジェクトによる支援内容の一例をご紹介をいたします
食品廃棄物を活用した、新素材の開発
©︎2022 fabula Inc.
素材を利用した製品の開発
©︎2022 fabula Inc.
プロジェクトリーダー プロフィール
新卒で(株)リクルートに入社。商品企画、事業企画での様々なプロジェクトマネジメントを経て、異業種の食品衛生コンサルティングへ転身。様々な食品企業の課題に対し、食品衛生の観点での解決策を立案。この頃、食品製造の現場におけるフードロスの現状を目の当たりにする。現在は、株式会社JSOLに所属しつつ、”一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ”にて各企業や行政・アカデミアと連携した社会課題解決型事業支援を行う。業務以外では、東京海洋大学大学院食品流通安全管理専攻に在学。食品業界の課題解決をテーマに研究活動を行っている。
本取組に関してのお問合せ
プロジェクトへのご質問や賛同、話を伺ってみたいなど、『フードロス解決』プロジェクト事務局までメールでお気軽にお問い合わせください。
hg_mirai_mtg_FoodLoss@s1.jsol.co.jp