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【開催報告】第2回 社会デザイン・ビジネスラボ ×
MIRAI LAB PALETTE 共同開催トークセッション
「企業における社会デザインとビジネスとは?
~大企業と地域企業の取組~」
一般社団法人 社会デザイン・ビジネスラボは、住友商事株式会社が運営する多様な分野のパートナーと新たな価値の創造に向けたコラボレーションを推進するメンバー制のオープンイノベーションラボ「MIRAI LAB PALETTE(ミライラボ パレット)」と連携し、定期的にソーシャルプロデュースを実践する有識者をお招きしたトークセッションイベントを開催しております。
本イベントでは、毎回ゲストをお迎えし、トークセッションをはじめ、パネルディスカッションを行い、ソーシャルプロデュースと社会デザインについての深い洞察や実践的なアイデアを生みだします。
第1回のトークセッションに続き、2023年9月25日、大手町のMIRAI LAB PALETTEにて第2回トークセッションイベントを開催いたしました。
今回のセッションでは、SDBLの理事である冨田 昇太郎 氏とアドバイザーの金田 晃一 氏をゲストにお招きし、社会デザインとビジネスに関する大企業と地域企業の取組についてお話しいただきました。
学生の方から個人事業の方まで幅広い多くの方にご参加いただき、イベント終了後の交流会まで盛り上がるイベントとなりました。
ご挨拶
はじめに、一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ(SDBL)代表理事の中村 陽一 氏よりご挨拶いただきました。
キーノートスピーチ
次に、グローバルなバックグラウンドからサステナビリティの推進に携わってきた金田 晃一 氏より「自分史で語るサステナビリティ経営」と題してキーノートスピーチがスタートしました。
これまでのサステナビリティの推進の経験から、「サステナビリティを経営するとはどういうことか?」という点で、5つの切り口でお話しいただきました。
富山県高岡市の地域の商社として、グローバルにまで展開する冨田 昇太郎 氏より「商社がトレーディングからソーシャルに変革!」と題し、ホクセイプロダクツの取組みついて共有いただきました。
「商社はソーシャルビジネスではないか」という問いかけから、自身のやりがいやワクワクする社会の為に、利益追求だけでなく社会課題を解決していく地域企業としての新しいチャレンジについてのお話でした。
トークセッション
続いてのトークセッションでは、始めにモデレーターの中村 陽一氏よりキーノートスピーチでのお話を踏まえてコメントいただきました。
ひと・もの・かね・情報というリソースを、組織や人などが持っている目的に対して、これらをどのようにデザインしていくのか。グローカルの視点を持つことが大事であるというお話の後、セッションへと移りました。
セッションでは、登壇者のそれぞれの視点で、活発な議論が行われました。
社会課題に取り組んでいく上で、どういった人たちがどこに眠っているのかということをまず知ること。そして、自分たちの誇りとしていることや活動をまだ知らない人に伝え、楽しんでもらうことで次の世代へと伝わっていくことが大事だということ。
また、AIが社会課題を円滑に進めるのかどうかは重要な視点です。DXにSを入れて、ソーシャルなり、サステナブルなりで、DSXを実践で意識していくことなど課題に対する意見が出ました。
サステナビリティについては、まず海外動向をベンチマークすることが重要であり、同業の海外企業はどこまでいっているのか、これを経営の皆さんにきっちりとインプットし、かつ、なぜそこまでやってるのか、というところまで含めるように伝えることが大切である。というような、グローバルでの企業経営の視点についての意見もありました。
トークセッション後半では、青森市長の西 秀記 氏より青森市での取組についてお話いただきました。
交流会
イベント終了後の参加者同士のネットワーキングでは、リラックスした雰囲気で交流の時間を楽しみました。
参加者からは、「これまでの豊富なご経験をもとにお話しを伺えて良かった」という感想をはじめ、「企業の中で社会課題をどう問題意識を持たせるか興味深かった」、「ソーシャルビジネスに対する想いや事例など多数聞けて良かった」という意見もいただき、盛況のうちにクロージングとなりました。
第3回のトークセッションは、11月14日(火)を予定しておりますのでお楽しみに!
第3回トークセッションの詳細はこちらから