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社会デザイン・ビジネスラボにご協力いただいている「一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)」様に、 12月17日オープン予定の「陸前高田発酵パークCAMOCY(カモシ―)」を一足早く体験できる内覧会やフィールドワークを中心に、 市内・県内のヘルシーな食文化を巡るツーリズムを3日間に渡り開催いただきました。 SDBLの会員でサポータ企業でもある株式会社シンカの分部 理恵 様にレポートいただきました。

日時:2020年12月12日(土)~12月13日(日)
現地視察ツアー
 陸前高田 発酵ヘルス・食ツーリズム
 CAMOCY内覧会

タイムスケジュール

2020年12月12日(土)

10:08 一ノ関集合・バス移動
11:40 陸前高田市内案内(高台からの概観、「奇跡の一本松」遠望など)
12:20 発酵パーク「CAMOCY」内覧会&昼食
14:30 CAMOCY意見交換セッション
16:00 酔仙酒造@大船渡工場の視察(被災した醸造産業の老舗)
17:30 夕食「ダイニングしば多」with CAMOCYメンバー
20:00 宿泊「キャピタルホテル」

2020年12月13日(日)

 9:00 「東日本大震災津波伝承館&道の駅 」「奇跡の一本松」
10:30 「発酵ヘルスまちづくり&オーガニック6次産業化ワークショップ」@グローバルキャンパス
12:30 レクチャー&昼食「長洞元気村」(「あしたのまち・総理大臣賞」受賞・村上事務局長の復興/好齢ビジネスの話)
14:30 道の駅
15:00 陸前高田発
18:56 東京着

陸前高田の震災前と現在

陸前高田市内の様子

上の写真の緑の丸印の場所に降り立った際の様子です。
震災から10年がたつにもかかわらず、更地のままの状態を目の当たりにし、衝撃を受けました。

発酵パークCAMOCY 内覧会

外観の様子。
地元の木をつかい、地元の木材屋さんとともに立てました。
駐車場の屋根は太陽光パネル。
電力も自給自足をしていきます。

内観の様子。奥には薪ストーブがあります。

CAMOCY代表取締役・田中滿様からのご挨拶に始まり、店長による店舗・商品紹介を聞きながら、 こだわりがぎゅっとつまった商品を美味しくいただきました。

八木澤商店9代目代表でもある河野通洋様より、発酵の里をつくるに至った経緯や想いをお話しいただきました

CAMOCYは目的ではなく手段。 目的は、地域と関わる人たちの幸せ。 「ごちゃまぜの美学とハーモニー」!

酔仙酒造見学

海岸より2キロに位置していた酔仙酒造は、震災により壊滅的な被害を受けました。

そのような状況においても美味しい水を探し、様々な方から支援をいただき、大船渡に新工場を設立されました。

新工場では、少ない従業員でも業務効率を上げるためにさまざまな工夫が施されていました。

50周年の「雪っこ」は唯一無二のお酒であり、この10年を支えてくれた日本酒。甘口でついつい飲んでしまうため、 「白い悪魔」と呼ばれているそうです(笑)。

東日本大震災 津波伝承館

以前は、町から海が見えていましたそうですが、現在は堤防がつくられおり、献花されていました。

目の前の静かな海からはあのような大津波を想像することができず、より一層、自然災害の恐ろしさと、命の尊さを考えさせられました。

伝承館では、「命を守り、海と大地と共に生きる」をテーマに、 4つのゾーン「歴史を紐解く」「事実を知る」「教訓を学ぶ」「復興を共に進める」にて理解を深めることができます。 当時の様子と現在の比較を目の当たりにする衝撃に、言葉を失いました。

奇跡の一本松

かつては、度重なる津波から町を守ってきた7万本の松。

大津波によりすべてが一瞬でなぎ倒された中で、奇跡的に残った1本の松です。 幹も細く、なぜこの1本だけ残ったのか。まさに奇跡と感じます。

海水によるダメージにより現在はモニュメントとして保存されています。

CAMOCY田村代表とのワークショップ@グローバルキャンパス

CAMOCY田村代表と、中村先生をはじめとする立教大学メンバーにて、意見交換を行いました。

陸前高田の復興のために、この10年間、さまざまな困難を乗り越え、ずっと邁進し続けていらっしゃるお話や想いをじっくり伺うことができ、 その推進力、実行力に感動しました。

参加者一同が、今後も引き続き陸前高田を応援していきたい、と心から感じる時間となりました。

長洞元気村

震災で道が閉ざされ孤立した広田半島に位置する長洞。集落60世帯のうち28戸が津波に飲み込まれました。被災した集落が一致団結して分宿したり、食料を分け合ったりするなど助け合い、現在でも好齢ビジネスを展開されています。

村上事務局長による被災直後に迫られる判断や行動の具体的なお話は、自然災害の恐ろしさとともに、そこに生きる人の強さ、 気高さを感じる時間となりました。